大阪・梅田で受けられる
ブライダルチェック

ブライダルチェックとは、将来妊娠・出産を望む女性のための婦人科検診です。結婚前だけでなく、結婚後に受ける方も増えています。
ブライダルチェックでは、子宮・卵巣の疾患や、感染症を検査できます。これらの疾患は、早期発見・早期治療で不妊や流産のリスクを軽減させることが可能なため、妊娠を希望される方には、早めに受けていただきたい検査です。
梅田駅前婦人科クリニックでは、ブライダルチェック、プレ妊活ドック、レディースドック、そしてオプション検査をご用意しております。
ブライダルチェックの費用
ブライダルチェック、プレ妊活ドック、レディースドックは、すべて診察料込み・税込みの価格です。これらの検査は自費診療(保険適用外)となりますので、あらかじめご了承ください。
ご希望に応じてオプション検査の追加も可能です。
ブライダルプレチェック 超音波検査(子宮卵巣)、淋菌、クラミジア検査(膣)、子宮頸がん・HPV 遺伝子検査、コンジローマチェック(視診)、貧血検査、甲状腺検査、糖尿病検査、感染症検査(HIV、梅毒、B 型肝炎、C 型肝炎)、風疹抗体検査 |
30,000円 |
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プレ妊活ドック 超音波検査(子宮卵巣)、淋菌、クラミジア検査(膣)、子宮頸がん検査・HPV 遺伝子検査、コンジローマチェック(視診)、貧血検査、甲状腺検査、糖尿病検査、風疹抗体検査、AMH 検査 |
28,000円 |
レディースドック 超音波検査(子宮卵巣)、子宮頸がん検査・HPV 遺伝子検査、貧血検査、甲状腺検査、肝腎機能検査 |
16,000円 |
オプション料金
風疹抗体検査 麻疹抗体検査 ムンプス抗体検査 水痘抗体検査 トキソプラズマ抗体検査 サイトメガロウイルス抗体検査 |
2,000円 |
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Rho型・血型 | 1,000円 |
甲状腺 (TSH・FT3・FT4) |
2,200円 |
ホルモン採血 (LH・FSH・E2・テストステロン・プロゲステロン・PRL) |
5,500円 ※希望する場合月経開始日から数えて5〜7日目で採血を行います |
STDセット (HIV・梅毒・B/C肝炎) |
9,800円 |
AMH | 7,000円 |
ブライダルチェックが
おすすめの方
以下のようなお悩みやご希望がある方は、当クリニックまでお気軽にご相談ください。
-
01将来、妊娠・出産を
希望している -
02自然妊娠を望んで
1年経過した -
03妊娠に影響する
病気がないか不安 -
04個室で丁寧な
説明を受けたい -
05女性特有の病気を
定期的に検査したい -
06平日は忙しくて
検査を受けに行けない
ブライダルチェックの
検査内容一覧
梅田駅前婦人科クリニックのブライダルチェックでは、主に以下の項目を検査します。
子宮・卵巣の超音波検査
膣内に小型のプローブを挿入し、子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫などの異常がないかを確認します。プローブは親指大の大きさで、痛みはほとんどありません。
子宮頸がん検査
専用の綿棒で子宮頸部の細胞を採取し、がんの有無を調べます。
子宮頸がんは無症状で進行するケースが多いですが、前がん状態(異形成)の段階で発見できれば、適切な処置で進行を防げます。厚生労働省では、20歳以上の女性に2年に1回の定期検診を推奨しています。
HPV遺伝子検査
膣分泌液や子宮頸部の擦過物から、子宮頸がんの原因とされるハイリスク型HPVへの感染を調べるます。
HPV感染しても必ずがんになるわけではありませんが、感染しているかどうかを知っておくことで、子宮頸がんの予防や早期発見に役立ちます。ワクチン接種済みの方も、念のため定期的な検査がおすすめです。
クラミジア検査
膣分泌物から、クラミジア・トラコマティスの有無を調べます。
クラミジア感染は自覚症状が少ないケースも多いですが、放置すると流産や早産、不妊の原因になる可能性があります。また、出産時に新生児に感染すると結膜炎・咽頭炎・肺炎を引き起こすリスクもあります。
淋病検査
膣分泌物を採取して、淋菌に感染していないかを調べます。
淋病もクラミジアと同様に自覚症状が少ないケースがあり、進行すると不正出血や下腹部の痛み、不妊を引き起こします。クラミジアと同時に感染しているケースも多いため、あわせての検査が大切です。
貧血検査
血液検査でヘモグロビン値や赤血球の状態を確認し、貧血がないかを調べます。
特に多いのは鉄が不足する「鉄欠乏性貧血」ですが、ビタミンの欠乏や慢性疾患が原因となるケースもあります。疲れやすい、立ちくらみがあるといった症状が気になる方は、一度検査を受けておくと安心です。
糖尿病検査
血液検査により血糖値を測って、糖尿病のリスクがないかを確認します。
糖尿病は初期の段階では症状が出にくいため、検査での早期発見が大切です。妊娠前に血糖の異常があると、妊娠糖尿病や高血圧などの合併症を引き起こすおそれがあります。また、胎児の心臓の奇形や代謝異常などのリスクが高まるといわれています。
甲状腺機能検査
血液検査で、甲状腺ホルモンの分泌バランスを確認します。
甲状腺の働きに異常があると、月経不順や排卵障害、不妊などにつながる場合があります。また、妊娠中は胎児の発育にも影響を及ぼす可能性があるため、妊娠前の確認が重要です。
風疹抗体検査
血液検査で、風疹ウイルスに対する免疫があるかを調べます。
妊娠初期に風疹に感染すると、胎児に感染し、心臓や目、耳に先天的な障害が出るおそれがあります。風疹の抗体が十分でない場合は、妊娠前のワクチン接種が推奨されています。
肝腎機能検査
血液検査で、肝臓や腎臓の働きに異常がないかを調べます。
妊娠中はこれらの臓器にかかる負担が大きくなるため、妊娠を希望する段階でのチェックが安心につながります。特に持病がある方や健康診断で数値を指摘されたことがある方は、しっかり確認しておきましょう。
AMH検査(卵巣予備能検査)
血液検査で、卵巣に残されている卵子の数の目安(卵巣予備能)を評価します。
AMHの値が低いと、妊娠しにくくなる可能性があります。まだ妊娠は考えていなくても、将来に備えて自分の身体の状態を知っておきたい方も多く受けられています。
ブライダルチェックの
オプション内容
梅田駅前婦人科クリニックでは、ご希望に応じてオプション検査を追加できます。気になる項目やご不明点がある方は、スタッフまでお気軽にお申し出ください。
麻しん抗体検査(はしか)
麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、一般的には「はしか」と呼ばれます。妊娠中に感染すると重症化しやすく、肺炎や脳炎を引き起こす場合があります。胎児奇形のリスクは少ないですが、胎児の発育異常、羊水量の異常、新生児麻疹(分娩時罹患)の可能性が高まると報告されています。
ムンプス抗体検査(おたふくかぜ)
ムンプスウイルスによって起こる流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)は、飛沫や接触で感染します。
妊娠初期に感染すると、流産や低出生体重児の発生率がわずかに上昇する傾向があります。妊娠を計画中の方は、抗体の有無を確認しておくと安心です。
ワクチン接種について
風しん・麻しん・ムンプスの抗体検査で免疫が確認できなかった場合には、MRワクチン(麻しん風しん混合)や単独ワクチンの接種をご案内しています。
ワクチン接種後は2ヵ月間の避妊が必要となりますので、妊娠を考えている方はスケジュールにゆとりをもってご相談ください。
HPVタイピング検査(ジェノタイピング)
子宮頸がんと関わりの深いハイリスク型HPVの13種類を調べる検査です。
検査では、子宮頸部を専用ブラシで優しくこすり、細胞を少量採取します。痛みはほとんどなく、短時間で終わります。感染している型まで特定できるため、今後の健康管理や子宮頸がんの予防に役立ちます。
ブライダルチェックと
基礎体温

月経周期や排卵の有無、妊娠しやすい時期を把握するには、基礎体温の記録が参考になります。
基礎体温とは、睡眠中など身体が安静な状態にあるときの体温です。目が覚めてすぐ、寝たままの状態で毎日おおよそ同じ時間に測定するのが理想です。
基礎体温表をご持参いただければ、排卵の有無や周期の傾向が把握しやすくなります。妊娠を希望している方には、より適切なタイミングのアドバイスも可能です。
もちろん、基礎体温の記録がなくてもブライダルチェックは受けられますので、安心してご来院ください。
当クリニックでは、ブライダルチェックを通じて、ご自身の身体に向き合い、理解を深めていただくことを大切にしています。
男性のブライダルチェック
当クリニックでは現在、男性のブライダルチェックには対応しておりません。
ただし、同じタイミングで男性も検査を受けることで、お互いの健康状態を確認し合え、安心感や信頼関係の形成につながります。
特に性感染症は、一方が感染しているとパートナーに繰り返し感染する「ピンポン感染」を引き起こす可能性があり、治療が長引くケースもあります。妊娠・出産を見据えた時期にこそ、お互いの身体を知ることがよりよい準備になります。
ブライダルチェックに関する
よくあるご質問
- ブライダルチェックはいつ受けるのが適切ですか?
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A.妊娠を希望されている場合は、できるだけ早めの受診がおすすめです。結婚の前後を問わず、疾患を早期に発見できれば治療の開始が早まり、不妊や合併症のリスクも抑えやすくなります。
- 男性もブライダルチェックを受けられますか?
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A.申し訳ございませんが、当クリニックでは、男性向けのブライダルチェックは実施していません。ただし、パートナーの方も同じ時期に別の医療機関で検査を受けて性感染症や精液の状態を確認することで、将来の妊娠や健康管理に役立ちます。
- ブライダルチェックを受ける際は何に注意すればいいですか?
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A.以下の点にご注意ください。
- ・月経中は内診検査ができないため、可能な限り避けてご予約ください。
- ・検査を受けやすいよう、脱ぎ着しやすい服装でご来院ください。
- ・採血を行うため、肘を出しやすい服装がおすすめです。
- ブライダルチェック前日に飲酒してもいいですか?
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A.正確な検査結果のために、前日の飲酒や21時以降の食事は控えるのが望ましいです。できるだけリラックスした状態でお過ごしください。
- 薬を服用中でも、ブライダルチェックに影響はありませんか?
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A.多くの場合、服薬中でも問題なく検査を受けられます。ただし、薬の内容によっては一部の検査に影響が出る可能性があるため、お薬手帳をご持参のうえ、診察時にご相談ください。
News
お知らせ
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2025/06/11
2025年7月1日(火)10時 梅田駅前婦人科クリニックが新規開院します。2025年6月24日(火)より、予約受付開始です。